今、こころの時代〜仏教講座

福岡県在住の「外松 太恵子」さんが講師です。青少年の問題を通して、人としての生き方について分かりやすく話しをされました。
東日本大震災で残った一本松を例に、いかに根がしっかりしていることの大切さ。子供を育てるためにどんな根っこにするか、また感謝できる子どもに育てるか、どのようなものにも手を合わせ、また、見えないものにも感謝する心を育てることが大事であると熱弁されていました。

講演のなかで群馬県出身の詩人&画家。星野富弘(ほしの とみひろ)さんのことを知りました。星野さんは1970年に高崎市立倉賀中学校に体育教師として着任したものの、2カ月後に体操部の指導中、宙返りの模範演技で失敗により頸髄損傷の重傷を負い、肩から下の機能が麻痺してしまう。9年間におよぶ入院生活の間に、口でくわえた筆で水彩画、ペン画を描き始め、後に詩を添えるようになり、退院後、故郷に帰って創作活動を続け、水彩画、ペン画に詩を添えた作品と随筆を織り交ぜた「花の詩画集」をはじめとした数々の著作を出版されています。皆さんも一度、名言集に目を通して下さい。