但馬ふるさとづくり大学講座

今日は第7・8回の講座が兵庫県立長寿の郷で開催されました。

●第7回は妙見山日光院副住職の「森田龍親」さんにより「但馬妙見信仰と日光院」につ いて講演がありました。


 

但馬には、日本三妙見の一つされる「但馬妙見」があります。昔は但馬をはじめ、各地から多くのお参りがあり、お参りの人でにぎあう様子は「蜂の妙見参り」といわれるほどだったようです。「妙見」とはなにか。という定義から、但馬で妙見信仰の法灯を護持している「日光院」の歴史についての話しがありました。
 また、妙見中腹の名草神社と日光院の正しい歴史、真実の歴史について分かりやすく解説されました。


●第8回は香美町郷土史研究家「味田 晃」さんにより「但馬に残る平家伝説」について 講演がありました。

今年はNHK大河ドラマで「平 清盛」が放映されており、興味深く話しを聞くことができました。講演によると但馬は平家の領国だった。清盛の父忠盛が但馬の国司として任命されていたようです。そのような関係で平家伝説地は但馬には41ヶ所あるようです。( 竹野町史による)全国では100ヶ所程度あり約半数が但馬にあるとの話しでした。
奢れる者は久しからずと平家物語を紹介しながら、平家村御崎に残る伝承と伝統行事・平家伝承を残した但馬の風土についてユーモアを交えながらの講演でした。