生野義挙150年記念特別講座への参加

2014年初めての掲載です。よろしくお願いします。さて、今日はタイトルのとおり生野町で記念講演会がありました。新聞で知り参加しましたが、本日は第三回目です。残念ですが第一回・二回は聞き逃しました。例年ですと冬の一番寒い時期ですが、今日は暖かく春のような一日でした。





















講師は天誅組研究家の「舟久保 藍」さんで「天誅組の乱とその後」でありました。



私が知ってたことは、幕末期に外国からの脅威が高まり、国内では佐幕、尊王攘夷と二分され、国政は乱れていた。但馬でも海岸防備の関心が高まり、1843年には豊岡藩が、津居山・瀬戸の山上に砲台を築き、農兵隊を組織した。1863年には尊王攘夷を掲げた平野国臣らによる「生野の変」が起きた。この事件は但馬の尊王志士たちも多く関わったが、庄屋や農民たちの離反によりあえなく鎮圧された。しかし、全国に先駆けての倒幕の口火を切ったという意義は大きい。という程度で詳細は知りませんでした。






講演内容は
1.天誅組大和義挙の流れとポイント
2.生野義挙への繋がり
 (大和の国五条の天誅組と共に、東し西と両方で勤王倒幕の火蓋を切ったもので、王政復古  の最初の旗揚げとし、歴史的に重要な事柄である)
3.義挙と志士達の死生観
 についてでした。


講演を聞いて、一番印象に残った事は現在は自分の死に方を考える人はいないが、不測の事態に対する心構えを持つべきである。死があるから生を全うするという意志が必要である。等の武士道の死生観の話しでした。

今後、郷土読本を通して詳細を会得したいものです。