宵田城跡を歩く

但馬国府・国分寺館主催の「但馬の城と館」城跡見学会に参加しました。30数名の参加で大阪や鳥取から参加されている「城きち」さんもおられました。講師は但馬研究会副会長の西尾孝昌氏でした。




宵田城は永享2年(1430)楽々前城(ささのくま)城主垣屋隆国が築きニ男垣屋国重を城主としたものです。
日高平野の南端、円山川の狭隘部に突き出た標高106mの山城で、江原市街地を眼下に見下ろし、はるかに豊岡方面を望む要衝の地点にある。城の北東南の三面は急峻で、稲葉川が掘りのようにかこっている。頂上の本丸は広い平地となっており、石垣、石段などが僅かに残っていました。四方には数段の曲輪がつくられており、山城としての雄姿を示しているようでした。



                          本丸で西尾氏の説明を聞く


        宵田城跡から見える国分寺城跡(手前右側)、祢布城跡(手前左側)



   曲輪から本丸を見上げる。竪掘りの一つですが主郭の南・北・西側に大規模な竪掘を配置している。

急な斜面や山の中を登ったり下ったりで、クタクタでした。日頃の運動不足を実感しました。この時代も戦い戦いの世の中で大変だったなあと感じました。