ハチゴロウの戸島湿地

2002年8月5日、1羽の野生コウノトリが豊岡にやってきた。8月5日にちなんで「ハチゴロウ」と呼ばれた彼は、ミズアオイ咲き乱れる城崎の湿田を好み、来る日も来る日もエサをついばんだ。息を呑むような美しい光景だった。彼は、今はもういない。そしてその死後、乾田になるはずだった水田は、人々の思いとともに新しい湿地1となって生まれ変わった。「ハチゴロウの戸島湿地」として・・・・。(パンフレットから)

コウノトリ野生復帰の舞台となっている豊岡市の「円山川下流域・周辺水田」がラムサール条約に7月登録されました。
この小屋は、湿地水面に浮かぶユニークな構造の観察棟。観察窓を細くして、湿地に舞い降りるコウノトリなど水鳥への負担を軽減するとともに、湿地に浮かぶ感覚を楽しみながら、間近でじっくりと観察することができます。