ぶらり朝来市生野町界隈

今日も36.5度と暑い日でした。
最初は「史跡 生野銀山訪ねました。開坑807年と伝えられ1200年余の歴史を持ちます。織田・豊臣・徳川の直轄を経て明治政府初の直轄鉱山となる。銀を中心に発掘され、歴代の政権の財政基盤を荷った。明治元年フランス人技師の指導で経営の近代化がはじまる。明治22年に皇室財産に、明治29年に三菱合資会社に払い下げられ、昭和48年の閉山まで国内有数の大鉱山でありました。


<金香瀬坑口>フランソワ・コァニェによるフランス式の石組で構築されたアーチ型の坑口






江戸時代の鉱石を堀り出す作業を再現した坑内模型(鉱山資料館より)






それでは、中の様子を紹介します。坑内は13度でとても寒く途中で引き返してしまいました。沢山の人でぶつかりそうでした。

江戸時代の採掘



朝来市旧生野鉱山職員宿舎ー甲社宅>
官営生野鉱山に勤務した日本人官吏のための和建築の官舎で、4棟が現存。うち3棟は明治9年に建てられました。日本で最初の社宅ではないかと推定されています。現在公園になっている部分に、生野出身の名優 志村喬さんの生家があったそうです。

志村喬さんのお父さんが生野鉱山の冶金技師であったため、幼少時代を生野鉱山の社宅で過ごされた。大学時代から役者を志し、昭和9年に銀幕デビュー。昭和18年に黒澤監督と出会い「生きる」「七人の侍」などの名作に出演。昭和57年、永眠。享年76歳。

なつかしい「蓄音器」でレコードを聞かせてもらいました。   なつかしい「ラジオ」「電話機」もありました。

 


他にミュージアムセンター(播但鉄道の祖である浅田家の分家)・生野書院(郷土資料館)・生野まちづくり工房 井筒屋を見て周りました。有意義な一日でした。皆さんも一度足を運んでみて下さい。