但馬ふるさとづくり大学「現地学習」

●あさご芸術の森美術館
関西電力奥多々良木発電所

「あさご芸術の森美術館」

 ダムのある美術館ー淀井敏夫記念館ー
あさご芸術の森美術館は、広大な野外彫刻公園と屋内の美術館によって構成されている新しい芸術空間です。雄大ロックフィルダム関西電力多々良木ダム)の直下に位置し、展示室とアトリエ室、芸術等の情報を提供する情報コーナーがあり、朝来市出身の彫刻家で日本近原代美術の先駆者淀井敏夫氏(1911〜2005)作品が屋内外に常設展示するほか、各種の展示会やワークショプによる教育普及活動が展開されています。

<淀井敏夫さんの作品>
      


         



         


         

 
 写真の石積みは、奥多々良木ダムです。美術館の中は写真撮影は禁止ですが、外の公園はOKです。
 森を散策すると他の方の作品が多数置いてあり、とても素晴らしいところです。
美術館に入るには500円必要ですが、周りを散策するのは自由ですので、ぜひ足を運んでみては。


<奥多々良木発電所

次は朝来市役所のマイクロバスで、約10分で発電所に到着。発電所に着くと概要説明とビデオによる説明があり、その後関電のバスで地下100メートルの発電所に移動し見物しました。

       


       


        


             


奥多々良木発電所は、兵庫県の市川と円山川の分水界一帯の地形的特徴を利用して建設された揚水式発電所。市川最上部に黒川ダム(上部ダム)、円山川支流多々良木川上流部に多々良木ダム(下部ダム)を設け、この間の高低差約400メートルを利用して発電されるそうです。

 *上部ダムから下部ダムに水を流す水管は直径5.3メートルで聞いてびっくりしまし  た。1号機から6号機まであり、発電量は黒部第4ダムの6倍あるそうで、またまた  びっくり。

 見学については、事前申し込みが必要です。1人でも案内するとのことです。
 休館日は土・日・祝日及び12/29〜1/4