日御碕神社を訪ねて

縁あって日御碕神社にお参りに行きました。小さな海辺の町に鮮やかな朱色がふんだんと塗られた立派な神社が見えてきました。
日御碕神社は島根県出雲市の日御碕に鎮座する神社で通称「みさきさん」。出雲大社の「祖神(おやがみ)」さまとして崇敬を集めています。
神門をくぐると立派な拝殿が正面に見えた。一方、右側の高台にも拝殿が見えた。よく見ると正面は下の宮(日沈宮:ひしずみのみや)で天照大御神(アマテラソオオミノカミ)が祀られていて、右側は上の宮(神の宮:かむのみや)で素盞嶋尊(スサノオノミコト)を祀っている。2つの神が鎮座しているのは珍しいそうです。
「日沈の宮」の名前の由来は、創建の由緒が、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守れ」との「勅命」を受けた神社、である事によるそうです。
当神社は上世以来社殿の御造宮二十数回、皆勅命又は将軍の祈願に依ったもので、之にても日御碕神社の御神威の一端がうかがわれます。現在の社殿は徳川三代将軍家光の命により、着工以来10年もの歳月をかけ完成されました。



                桜  門




       下の宮拝殿                      上の宮拝殿



          境  内 

 
                                   廻  廊




今回は妻・長男の三人でお参りし「家内安全・健康・良縁・交通安全」を下の宮の拝殿で祈祷して頂きました。当日は大変寒く、震えながらでした。また、いつの日か季節の良い時にお参りさせて頂きます。