冬  至

nakama-t2009-12-22

 今日は冬至である。一年中で昼が一番短く、夜が一番長い日。
この冬至に、「ゆず湯」に入り、「冬至かぼちゃ」を食べる風習が日本にある。
 「ゆず湯」は、厳しい寒さの中でも健康に暮らせるようにと、浴槽に柚子を浮かべて入る風呂のこと。ゆず湯は、風邪を防ぎ、皮膚を強くするという効果がある。
 冬至は湯につかって病を治すー湯治(とうじ)にかけています。柚子は融通が利くようにと願い
が込められており、江戸庶民から生まれたとのことです。
 「かぼちゃ」は、厄除けになる、病気にならないと言われている。実際にかぼちゃには、カロチンやビタミンが多く含まれている。
 冬にビタミンなどの供給源が不足した時代はかぼちゃは貴重なものだったといえます。